LaTeX のダミーテキスト lipsum を使ってみる

今回は LaTeX ネタ。

文書のレイアウトの確認とか、テンプレートを作るときとかに使うのがダミーテキスト。 英語圏では Lorem ipsum というのがよく使われるそうで、LaTeX なら\usepackage{lipsum}で lipsum.sty を読み込んだ上で、\lipsumで出力される。オプションで段落を指定できて、 例えば第2段落なら\lipsum[2]とすればよい。

これを使えば「ここに本文が入ります。」みたいなダサいやつを増産する必要がなくなってよろしい。

ついでに、lipsum とは関係ない話。画像がまだ用意出来ていないけど、挿入位置とかサイズの確認がしたい場合には\rule{横}{縦}を使って黒い長方形を描ける。

\documentclass{article}
\usepackage{lipsum}

\begin{document}
\lipsum[1-2]
\begin{figure}[h]
\centering
\rule{8cm}{6cm}
\caption{Rectangle}
\end{figure}
\end{document}

タイプセットするとこんな感じ。

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